「強い佐賀大学」目指すための多様な研究者(若手・外国人)の確保と育成(令和3年~)

●プロジェクト概要
 若手,女性,外国人などの研究者を優先的に獲得することにより,佐賀大学の研究力向上を図る。若手研究者は,学長裁量定数を活用した採用を継続し,さらに研究環境の整備(研究エフォート,研究費補助,スペース割当など)により佐賀大学の次世代を担う研究者へと育成する。また,国際化をより進めるために外国人研究者を採用し,本学の教育研究の活性化を図る。

●プロジェクト達成水準
(1)教員人事の方針に基づく新たな運用制度(教員配置ポイント)が構築され,構成員に共有されている
(2)本学として、中長期的に目指すべき理想の年齢構成や職位構成について目標が設定され、達成を目指す水準に近づいていること。
   また、現状を分析し、達成水準に不足している分野への対策がとられていること。
(3)プロジェクト助教の採用が決定している
(4)「教員採用ハンドブック」について構成員に周知され,教員選考に活用されている
(5)国際公募により外国の研究者が応募している
(6)新たなサバティカル研修(若手サバティカル研修)制度が制定され施行されている(プロジェクトNo.4-2-2と連携)

●令和6年度計画
(2)R4年度の分析結果を基に,人事給与制度に関する必要な改正の検討及び実施(継続)
(3)若手研究者(助教)採用プロジェクトの継続,1期生の成果及び進路調査
(4)女性限定(優先)公募の継続
(5)外国人研究者(非常勤)の採用
(6)外国人研究者に対する必要な支援の検討及び実施

●令和5年度計画
(2)5~6月 R4年度の分析結果を基に,人事給与制度に関する必要な改正の検討及び実施
(5)4月 外国人研究者(非常勤)の採用
(6)6月 外国人研究者採用状況に基づき必要な支援の洗い出し
(7)10月 新たなサバティカル研修(若手サバティカル研修)制度の施行(プロジェクトNo.4-2-2と連携)

●令和4年度計画
10月 教員人事の方針に基づく教員配置ポイントの設定
(2)5~6月 現状分析と方向性の確認
(3-1)6月 募集要項の検討(審査にあたって,多様性重視の旨の記載) 
(3-2)7月 R5年度採用のプロジェクト助教採用申請募集開始(10名)
(3-3)9月 配置審査会を開催し決定
(3-4) 10月以降 公募・選考(R5.4.1以降採用に向けて)
(4)「教員採用ハンドブック」の各部局への説明,周知・活用依頼

(5-1)4月 外国人研究者(非常勤)の採用
(5-2)10月 各部局へ国際公募の実施状況調査
(5-3)1月 外国人(外国関連)研究者採用状況確認 
(6)10月 新たなサバティカル研修(若手サバティカル研修)制度の施行(プロジェクトNo.4-2-2と連携)

12月 全体の活動内容及び達成状況を確認・分析し、達成できていない場合は、次年度の計画を見直すなど改善を図る。

●令和5年度進捗状況
(12月末時点)
(2)6月 「国立大学法人佐賀大学の人事基本方針」及び「国立大学法人佐賀大学教員人事の方針」の内容を踏まえ、教員組織の構成、選考基準、人材育成方法、評価制度について、
     具体的な取扱いに関する申合せ(案)を策定した。

     9月具体的な取扱いに関する申合せとして「国立大学法人佐賀大学居印人事の方針の取扱いに関する申合せ」を制定した。
(5)4月 外国人研究者(非常勤)1名を継続採用した。
(6)外国人研究者の在職率は3.8パーセント(2023.5.1時点)であり、着実に目標値(5%)に推移している。
(7)新たなサバティカル研修制度について、今年度中に制度確立予定。(プロジェクトNo.4-2-2と連携)

(6月末時点)
(2)6月 「国立大学法人佐賀大学の人事基本方針」及び「国立大学法人佐賀大学教員人事の方針」の内容を踏まえ、教員組織の構成、選考基準、人材育成方法、評価制度について、
     具体的な取扱いに関する申合せ(案)を策定した。

(5)4月 外国人研究者(非常勤)1名を継続採用した。
(6)外国人研究者の在職率は3.8パーセント(2023.5.1時点)であり、着実に目標値に推移している。

●令和4年度進捗状況
(12月末時点)
(1) 各部局における教員構成(職位・年齢構成)について意見収集を実施。この結果を踏まえ、法人の目指すべき職位・年齢構成について検討を行い、教員
    人事の方針に基づく教員人事の取扱いを今年度中に明文化予定。教員配置ポイントについては、引き続き検討していくこととした。

(2) 各部局における教員構成(職位・年齢構成)について意見収集を実施し、部局毎の職位別教員数や若手、外国人研究者比率について確認。不足分野への人員配置等計画的に進め
    ることとしている。

(3-1~4) R5年度採用のプロジェクト助教については、光熱費等の高騰等財政的な面から見送ることとした。
(4) 部局への説明、周知・活用依頼を実施した。
(5-1) 非常勤博士研究員(外国人)を新規に1名採用(2022.4.1)した。、外国人研究者の在職率向上を図った。
(5-2) 各部局へR4年度に実施した国際公募の実施状況調査を行う予定(1~2月)
(5-3) 外国人(外国関連)研究者のR4年度採用状況を確認予定(1月) 
(6) 新たなサバティカル研修(若手サバティカル研修)制度について、規程改正案及び実施要項案の作成までは行ったものの、部局の同意を得るまでには至らず、施行については来
    年度に延びる予定(プロジェクトNo.4-2-2と連携)
全体の活動内容及び達成状況を確認・分析し、達成できていない項目について、次年度の計画を見直した。

その他
●ステークホルダー
 研究者
 各部局長

●担当理事
 企画・総務担当理事

●担当課
 人事課

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