高大接続事業の発展的展開と多様な個性や背景を持った学生の受入を目指した入試制度の拡充(令和4年~)

●プロジェクト概要
 第3期中期目標中期計画期間の実績である佐賀大学版CBTや書類審査の電子化などの先進的な取り組みを踏まえて,高大接続事業を発展的に展開する。一方で,18歳人口の急減とともに入学者選抜機能の低下が予測される中,多様な個性や背景を持つ学生を受入れるために,総合型選抜や学校推薦型選抜等の入試制度を拡充し,選抜機能を維持するとともに,早期合格者の入学前教育等の充実化を通じて入学者の質を確保する。

●プロジェクト達成水準
(1)採用実績
(2)規程があること
(3)実施結果とAC報告書の記載
(4)チャットボットプロトタイプの有無
(5)規程があること
(6)有効性検証の報告書有無
(7)成果物は作成しない
(8)高校訪問報告書
(9)とびらプロジェクトのHPの有無

●令和6年度計画
(1)済
(2)アドミッション・オフィサーの任期更新(4月)
(3)3事業の継続実施に加え,①大学入試センターと連携したCBTに関する大学間連携の検討,②とびらプロジェクトの管理体制の改善(3月)
(4)①成績開示情報の電子化,②年内入試広報強化に向けたイベント参加者追跡システムの構築,③入学前教育実施環境の構築(3月)
(5)新運用体制での入学前教育始動(12月)
(6)入学前教育プログラム(Basic Program:全体向け)の実施(3月)
(7)入学前教育プログラムの単位化検討(3月)
(8)定期的な高校訪問による情報収集と情報発信(3月)
(9)高大接続に関する取り組みを発信(3月)
(10) 高大接続科目の実施(3月)
(11)高大接続に関する総合的検証(学内データ分析)

●令和5年度計画
(1)済
(2)アドミッション・オフィサーの採用(4月)
(3)3事業の継続実施及びCBTの機能強化(3月)
(4)入試関連書類(調査書等)の電子化検討(8月)
(5)入学前教育におけるACと学部の役割明確化(12月)
(6)入学前教育プログラムの開発(β版)(12月)
(7)入試制度設計(β版)(12月)
(8)定期的な高校訪問による情報収集と情報発信(3月)
(9)高大接続に関する取り組みを発信(3月)
(10) SSH高校の生徒を対象とした大学の授業履修の試行実施(3月)

●令和4年度計画
(1)8月 専任教員の配置
(2)10月 アドミッション・オフィサーに配置に関する学内調整
(3)12月 3月 各事業の継続実施及び検証と改善点の抽出
(4)12月 高大連携に関するAIチャットボット試行的開発
(5)3月 入学前教育に関する運営体制の規程整備
(6)3月 オンラインコンテンツ(Udemyなど)の有効性検証(
(7)3月 アイデア検討段階
(8)3月 定期的な高校訪問による情報収集と情報発信
(9)3月 とびらプロジェクトのHP作成
(説明)
 これまでの高大接続事業の推進及び入学前教育の企画・運営体制を構築するために,本事業を中心になって進める特任教員を採用する。現行の入学前教育を精査するとともに,学生の入学後の学修状況や学生生活等を追跡調査し,効果と課題点を明らかにする。加えて,他大学の先行事例の調査を行う。さらに,初年次教育との教育接続を目的とした教育体系をもつ新たな入学前教育プログラムを検討するために,オンラインコンテンツ(例:Udemy等)の試行的導入を通し,その効果を検証する。一方,効果的な入学前教育を展開するには,高校との密なコミュニケーションが必要であることから年間を通じて定期的に高校訪問を行い,情報収集と情報発信を行う。また,入学前教育受講者を対象にAIチャットボットなどを活用したコミュニケーションツールを検討する。DX推進では,既存の書類や手続きを電子化し,それに伴う試験運用や評価手続き等の見直しを行う(例えば,調査書の必要な部分を電子化等)。また,佐賀大学版CBTの検証・改善だけでなく,多面的・総合的な評価方法におけるICT活用,とびらプロジェクトにおけるオンライン実施やe-Portfolioの活用を検討する。

●令和5年度進捗状況
(12月時点)
(2) 令和5年4月1日付けで1名を採用した。
(3) 佐賀大学版CBTは11月24,25日に経済、理工、農学部の特別選抜において基礎学力・学習力テストを実施するなど継続実施した。特色加点制度については一般選抜において実施
 予定であり、とびらプロジェクトは各学部において主体的に実施している。

(4) 調査書のOCR読込精度について試行を実施している。
(5) アドミッションセンター規則の改正により、センターが企画・立案、学部が実施することを明確化した。運用体制図については、(6)で開発する入学前教育プログラムの内容に
 応じて、ACと学部との役割分担を明確にし、年度内の委員会で協議する予定である。

(6) 入学前教育全体のイメージ図と作業スケジュールの作成を行った。今後、令和7年度入学生からの部分実施に向けてオンライン学習環境の構築を行っていく予定である。
(7) (6)の内容に応じて制度設計するため,年度内に制度設計のイメージ案をまとめる。
(8) 令和5年度に配置したアドミッション・オフィサーによる、時期に応じて目的を明確にした高校訪問活動を展開し、その訪問報告書は入学試験委員会委員に共有している。
(9) とびらプアロジェクトのホームページのリニューアルを行った。また、「令和5年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第18回)」及び「大学入試センター・シンポジウム
 2023」において佐賀大学のCBTに関する取り組みの発表を行った。加えて,朝日新聞 Edua(2023.6.7)及び朝日新聞THINKキャンパス(2023.9)において佐賀大学の入試に
 関する取り組みが紹介された。

(10) 高校生を対象とした、eラーニングによる履修により単位習得可能な科目等履修生制度として整理し受講生を募集した結果、県内高校生を中心にのべ98人の受講希望者があり、
 履修が進んでいる。

●令和4年度進捗状況
(12月時点)
(1) 専任教員の配置については6月に採用候補者を決定したが候補者の所属機関の都合により採用辞退となったため再公募を実施し、11月に教育研究評議会で新たな採用候補者を決
    定した。現所属機関と採用予定日について調整の結果、令和5年4月1日着任となった。
(2) アドミッション・オフィサーの新設に関して人事課と調整を行い、契約コーディネーターの職で採用し、アドミション・オフィサーと称する方向が固まった。現在はアドミッ
    ションセンター規則にアドミション・オフィサーに関する項目を追加する規則改正を準備中。

(3) 佐賀大学版CBTや書類審査の電子化を継続して実施しており、検証と改善点の抽出を行う予定。
(4) 高大連携に関するAIチャットボット試行的開発
   「高大接続に関連してDXの実績が複数件以上あること」ということで,高大連携に関するAIチャットボット試行的開発を挙げていたが,計画を見直し,入学前教育の開発と
    連携して行う方向で再検討を始めた。

(5) 入学前教育に関する運営体制の規程整備として、アドミッションセンター規則に項目を追加する規則改正を準備中。
(6) オンラインコンテンツ(Udemyなど)の有効性検証については、他大学の先行事例の調査を実施し、複数大学に実地調査に赴く予定。
(7) アイデア検討段階
    入学前教育の検討と同時に行うため,専任教員が配置されてから擦り合わせを実施する予定。
(8) 定期的な高校訪問による情報収集と情報発信は、特任講師が特別選抜や一般選抜の出願前、出願後、合格者発表後など時機をとらえて実施した。
(9) とびらプロジェクトのHPを年度内に完成させ公開する。

その他
●ステークホルダー
 高校生,予備校生,高校教員,社会人,留学生,高等教育関係者など

●担当理事
 教育・学生担当理事

●担当課
 入試課

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