●プロジェクト概要
特定の専攻分野を通じて課題を設定して探究するという基本的な思考の枠組みを身に付けさせ、卒業までに修得すべき能力を三つの観点から定めた「佐賀大学学士力」の修得を確かなものとするために、特に課題設定・探究能力の修得状況を、ルーブリック評価等により客観的に評価し、学生一人一人が入学から卒業に至るまでに確かな成長実感を得られる学士課程教育を展開する。
●プロジェク達成水準
(3-1①)卒業時の「佐賀大学学士力」の達成度自己評価の代表値(平均値など)が、全学部において、入学年次より上昇していること
(3-1②)課題設定・探究能力等に関する卒業時の客観的評価指標を設定し、その代表値(平均値など)が、全学部において、入学年次より上昇していること
●令和6年度計画
(1),(2-1)10月、3月 各部局は,課題設定・探究プロセスのアセスメント科目においてルーブリック評価を実施し,入学年次のアセスメント指標をモニタリングすると同時に評価
結果の傾向を分析して改善に取り組む
(2-2)2月 各部局は,課題設定・探究プロセスのアセスメント科目におけるルーブリック評価を令和6年度卒業生に対して実施し,参考情報としての卒業時アセスメント指標をモニタ
リングすると同時に評価結果の傾向を分析して改善に取り組む。
(2-3)3月 外部アセスメント(PROG等)を用いた学士力修得状況の点検
(3-1)4月,10月 各部局は,ラーニング・ポートフォリオ(LP)を用いたチューター指導を通じて,LAPによる自己省察を促し,学士力達成状況の入力等を徹底させる。
(3-2)5月,11月 教育室は,LP入力状況を点検し,各部局に報告して入力を促し,入力率向上のための取組を行う。
(4-1)12月 各部局は,卒業研究等で専攻分野に関連のある産学官のステークホルダーの講評などを得られる機会を設け、高評価の内容を学生と共有して成長実感を促す。
(4-2)12月 教学マネジメント推進室は、ステークホルダーの意見を教学マネジメントに活用するためのシステム改修を行う。
(4-3)随時 各部局は,卒業研究の内容やその他学生の取組を学外へ発信する。教学マネジメント推進室は、教学IRデータに基づいた特色ある取組を発信する。
●令和5年度計画
(1),(2-1)10月、3月 各部局は,課題設定・探究プロセスのアセスメント科目においてルーブリック評価を実施し,入学年次のアセスメント指標をモニタリングすると同時に評価
結果の傾向を分析して改善に取り組む
(2-2)2月 各部局は,課題設定・探究プロセスのアセスメント科目におけるルーブリック評価を令和5年度卒業生に対して実施し,参考情報としての卒業時アセスメント指標をモニタ
リングすると同時に評価結果の傾向を分析して改善に取り組む。
(2-3)3月 外部アセスメント(PROG等)を用いた学士力修得状況の点検
(3-1)4月,10月 各部局は,ラーニング・ポートフォリオ(LP)を用いたチューター指導を通じて,LAPによる自己省察を促し,学士力達成状況の入力等を徹底させる。
(3-2)5月,11月 教育室は,LP入力状況を点検し,各部局に報告して入力を促し,入力率向上のための取組を行う。
(4-1)9月 各部局は,卒業研究等にステークホルダーの意見を反映できる仕組みの構築を行い、検討結果をまとめる。
(4-2)2月 各部局は,ステークホルダーからの意見を参照してカリキュラム改善を検討を行い、検討結果をまとめる。
(4-3)随時 各部局は,卒業研究の内容やその他学生の取組を学外へ発信する。教学マネジメント推進室は、教学IRデータに基づいた特色ある取組を発信する。
●令和4年度計画
(1-1)12月 教育室は,全学教育機構が定めた初年次教育の内容や履修方法等を各部局と調整し,必要に応じて規定整備や人員配置を行う。
(1-2)12月 卒業研究等でステークホルダーと連携できるカリキュラムの構築を検討・情報共有し,新カリキュラムの実施体制を整える。
(2-1)7月 各部局は,課題解決・探究能力の習得状況を評価するためのルーブリックを作成し,アセスメント指標を定義する。
(2-2)8月 各部局は,課題設定・探究プロセスのアセスメント科目においてルーブリック評価を実施し,入学年次のアセスメント指標をモニタリングする。
(2-3)2月 各部局は,課題設定・探究プロセスのアセスメント科目におけるルーブリック評価を令和4年度卒業生に対して実施し,卒業時アセスメント指標をモニタリングして
参考情報とする。
(2-4)3月 外部アセスメント(PROG等)を用いた学士力修得状況の点検
(3-1)4月,10月 各部局は,ラーニング・ポートフォリオ(LP)を用いたチューター指導を通じて,LAPによる自己省察を促し,学士力達成度自己評価の入力を徹底させた上で,
その向上度を検証する。
(3-2)5月,11月 教育室は,LP入力状況を点検し,各部局に報告して入力を促し,入力率向上のための取組を行う。
(4-1)2月 各部局は,ステークホルダーからの意見を参照してカリキュラム改善を検討する。
(4-2)随時 各部局は,卒業研究の内容やその他学生の取組を学外へ発信する。
●過去年度進捗状況
https://www.saga-u.ac.jp/hyoka/gakugai/hyouka.htm
その他
●ステークホルダー
学習者本人:学生
社会:就職先,地域の機関,保護者,高校教員等
●担当理事
教育・学生担当理事
●担当課
教育企画課